幸せさんがやってきた
2014 / 05 / 25カテゴリ:暮らし
彼と私と猫3匹の暮らしに、新しい幸せさんがやってきた。
2014年5月14日、満月前夜の出来事。お腹の中で10月10日育った息子を出産した。
空気を一気に吸い込んだ息子は、これから生きていく意志を伝えているように大声で泣いて、私は今までに味わったことのない程の愛しさに胸を圧迫されそうになった。
分娩台の上からまだ震えの止まらない手をのばす。
「よくでてきたな」彼は父親として始めての言葉を贈る。
応えるようにたくましく母乳をのんだ息子。
それから10日がたち2人ともオムツ替え、沐浴、赤ちゃんの生活リズムにだいぶ慣れてきた。3匹の猫も、距離をとりつつも相変わらずマイペースにやっている。
まだ慣れないことといえば、、
ご飯の支度をしている時、彼と食事をしている時、眠りにおちる直前、ふとした時に変わっていく幸せのカタチに気づく。
今までも、そしてこれからも変わってきて、また変わってゆく幸せのカタチ。気づくたび、蕾がゆっくり花開くように、蛹が蝶にかえるように、じんわり温かい希望に包まれていく。
我が家のそこかしこにある沢山の思い出を身に纏った幸せさんたちに、ついに仲間入りかぁ。
ようこそ、新顔の幸せさん。これからどうぞ、よろしくね。