明けましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

気持ちのいい言葉だな、と交わす度に思う。私の父は母は、祖父母やまたその先代は、どんなお正月を迎え、心新たに何を思っていたのだろう。

家族で囲む元旦のお雑煮をつつきながら、毎年そんな事をぼんやり考える。

そう、今年は家族が増えました。

年の瀬に産まれてきた娘。産まれたてホヤホヤの娘を迎えてのお正月は、慌ただしいものの喜びに満ちたものでした。

顔を近づけると甘ったるいお乳の匂いがする。ふとよぎるのは2年前の春に産まれてきた上の子の記憶。ああ、また繋がった。幸せの記憶がまた膨らんだ。

年末は、夫は友人の引き出物の木の豆皿や頼まれていた楼台等、細かい仕事に明け暮れ、私はひたすら機織りと事務仕事。

年内納品のものは全て納品し終え、また今年も新たに心引き締め作業開始です。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

2017.1.7